七海の気になる噂話

七海の周りの噂話あれこれ

王道流行通販


王道を最大限活用するためのGreaseMonkeyスクリプト



全国のイルーナ住民の皆様おはこんばんちゃ( ?ω? )

一つ前の記事をご覧になっていない方はそちらからどうぞ(*´Д`*)



さて、この記事においては2017/08/16現在で生産レベルに関係なく今後のアルケミストのステ振り、装備、クリスタ、アルクリスタについて色々考えていこうという内容でお届けします♪( ´θ`)ノ
※ミナトは生産200オールです。おそらく生産カンスト者は似たようなダメージと予測されます。

ミナトが目指しているアルケミとは?マタク依存である氷の花(アイスフルール)はメインスキルではないが使わないほどではないのと、継続ダメージも結局intとdexに微量ながら依存するので確保。
?発火、毒、の継続ダメージ量を底上げしつつカースレインと出血でジワジワ倒す装備とクリスタの考察

まずはこちらをご覧ください。343レベですが、このカンストどころではない激ショボステータス。そしてHPだけ盛り\xA4
泙唎辰織螢船秬賤兪曈滇柄躋\xDB450万で整う装備ですぜ!晒すのも恥ずかしいので割愛。)



だがしかし

毒ダメージ29万4287(固定ダメ、3秒ごと)
アルクリスタは▲マゴンジャを刺していますので、刺していない方より6万ほど高いかもしれません。(毒ダメージ+30%)
そして装備とクリスタを大幅変更。
毒ダメージ45万1940と、変更前より+15万強。



その装備がこちら。武器Wスロならなんでも(プレゼンターでも可)体はなんでも追加もなんでも特殊もなんでも
☆なんて全くつけていない(再強化アイアンアーマーについてるのはオマケ程度)
とにかく◇ゼーレサウガ(毒+15%)5スロを目指します

これでアルクリ含めて毒ダメージ+105%、レイドやボスには効果出そうです(?? ?? ?)??
どうやらこの毒+◯%は生産レベルの上乗せぶんには影響されていないかもしれない?模様ですので、これなら生産レベル0でげんなりしていたアルケミ様にもやや光\xA4
ⅵ垢垢ǂ發靴譴泙擦\xF3( *`ω´)


他にも発火ダメージを伸ばそうと現在◇ガネーシャ(発火+4%、特殊に装備時さらに+4%)を全身につけた装備を実験しようと回していますが、そもそもガネーシャ本体が発火無効のため、かなり頼りになるダメージ源のメテオが意味をなさず、ソロで回すのが大変遅い。毒ダメージを伸ばさざるを得ない状況まで追い込まれたので上記装備となっています。
ガネーシャつけまくったダメージ検証は次回以降にお預けするとして。アルケミの装備をまとめますと

ボスをソロパテ関係なくまわすのに理想的な装備はやはり?詠唱装備がそれなりに整っている(メテオなるべく早くかけたい)ので☆活舌ついたヘネラルWかエヴァンタイユWが理想的な武器かもしれない。他にも何かあれば。
?耐性が無いとすぐ死ぬので、少なくともオーダーベロウとズィーガプレートは欲しい。超錬成少しずつでもしておきたい。(さらに言うと◇イニリバ、◇魔道士の王道耐性クリスタを刺す用と使い分けたいので2着ずつ欲しい。あわよくば貪欲な4◇クローヌ強運用にも3
着ほしい)
?発火用◇ガネーシャ装備、毒用◇ゼーレサウガ装備を組み合わせてハイブリッド継続ダメージアルケミストを目指すことに意味があるのか今後の実践次第。


と、やることや揃えるもの盛り沢山です。もしかしたら耐性毒型アルケミ最強一択時代くるかもしれませんね(*´Д`*)

とりあえずしばらくは◇ゼーレサウガ、値上がりするかもしれません。アルクリスタはハイザの方と似たもの差すか、今アニバで取れる▲ヴェーテンデスあたりも良さげですね。今後の変化に注目が集まるアルケミスト、楽しみは無限にありそうです。追って記事を書いていく次第。

ばいちゃ( ?ω? )








王道好きの女とは絶対に結婚するな



書店で表紙に惹かれ手に取った。
中身をパラパラ〜とめくる。
お、平安王朝ものか?御簾とか円座とか出てくるぞ。八咫烏平安時代っぽいファン\xA5
織検爾ʔ¤海譴惑磴い世福\xAA
んんん…?最年少松本清張賞受賞作品?平安ファンタジーなのに松本清張
うーん…まあいっか。買おう!

という経緯で我が家にやってきたこの本。
続編の『烏は主を選ばない』同時購入。
阿部 智里文藝春秋2014-06-10



さて、このあとはがっつりネタバレするから見たくないひとはここで回れ右ね。

序章から第1章あたりを読んでいた時は、なんだか『なんて素敵にジャパネスク』を思い出していた。氷室冴子のようにワクワクする読みやすい文章ではないけれど、まあ、処女作だしね、雰囲気は出てるよね。素人くさいけど、ライトノベルっぽいけど、こういうのもアリよね、うん。

春夏秋冬、4つの名門貴族から一人ずつ選ばれた姫君が後宮の準備段階の桜花宮にて若宮(皇太子)の寵愛を競う、これがいってみれば簡単なあらすじです。入内権利争奪戦。

おっとりしていて虐められても気づかない無知でトロい主人公の姫君。東、春の御方。
宝塚の男役のように姫らしくないサバサバした南、夏の御
方。
絶世の美貌ながら昔ながらの意地悪〜な西、秋の御方。
儚げでおとなしそうだけど急にキツイことを言う美少女、北、冬の御方。

昔懐かしい少女漫画か少女小説か。
ベタなキャラ設定だけど、そういうの、キライじゃないわ。

若君との淡い幼き日の思い出があったり、身分違いの下男との恋があったり。
気の置けない女房と仲良くなったりね。王道だよね。

けど…
だんだん…
読み進めていくと色んな違和感が噴出してくる。

深窓の姫君にしてはみなさん勝手に動き回りすぎてやしませんかね…?
なんて素敵にジャパネスクでは主人公の瑠璃姫は規格外の変人で、だからこそ好き勝手にやっていた。でも、それを周りは異常だと認識していたし、貴族は貴族らしく下人は下人らしくしていた。他の人たちが常識的にしているからこそ瑠璃姫の非常識が目立っていた。

しかし。
みんな、ドタドタと動き回る。姫君なのに。血を分けた兄弟にすら顔を見せないような深窓の姫君のはずなのに、先触れ(これから伺いますよっていう
お知らせ)もなくずかずかと他家の寝所まで入ったり、つかみ合いの喧嘩をしたり。
お付きの女房も仕えている主人の姫君や他家の姫君への態度がひどい。ほとんどタメ口だし罵詈雑言をオブラートに包まない。下男も同様。身分の差を弁えた言動とは思えない。

そりゃね、これは異世界の話です。平安時代の話じゃない。それっぽいけど違う世界だからね、フランクな付き合いなのよ、というならわからんでもない。

それにしては宮烏(みやからす・貴族)と山烏(やまからす・平民)は違う。身分の違いは厳然としてある、と繰り返し言われる。血筋が大事だとしつこくしつこく。

こちらの世界はこうですよ、と説明されているのと登場人物の言動が一致しないから読んでいて気持ち悪い。

主人公の春の御方、あせび様はおっとりキャラ…のはずだったけど、女房をまいてそこらじゅう歩き回るし後宮のルール破りまくりだし、コネとか使いまくりだし、うーん…おっとり??
無邪気な愛されキャラみたいに地の文で説明されているわりには、無邪気に思えないしちっとも魅力を感じ
ない。主人公なのに。

なんなんだろうな…デビュー作だからまだいろいろ稚拙なのかな…?と釈然としないまま読み進む。

後宮小説らしい女同士のいがみあい。「うちの家の権力が凄い!」「うちだって!」という言い合いばかり。小学生女児の口喧嘩みたい。

第2章の中盤で、これは久しぶりに大ハズレをひいたか?と暗澹とした気分になる。

本の半ばまで読んでいくと、主役であるあせび様の登場シーンがめっきり減る。

いや、登場するんだけど、描かれ方が脇役っぽくなる。
そのかわり他家の姫君、冬の白珠姫(しらたまひめ)、秋のますほのすすき姫、夏の浜木綿姫(はまゆうひめ)に焦点があてられる。はっきりいって他家の姫君のほうが魅力的。どの姫君もあせび様よりイイ。

初期には意地悪なイメージだったますほのすすき姫もキツイ言い方をするけど筋が通って優しいところもあるし、白珠姫はメンヘラっぽいけど健気だし、浜木綿姫はイメケン(姫だけど)だし。

あせび様なんて仲良しだったはずの女房が泥棒騒ぎおこし
ても庇わないし、無関係みたいな冷たい対応。その後その女房が死んでも悲しそうじゃない。うすっぺらく泣くだけ。

話が進むほどに主人公から心が離れていく。

それと、藤波様のキャラが不安定すぎて混乱する。
藤波様は若宮の妹の内親王であせび様とおさななじみという関係。あせび様をおねえさまと慕っている。12歳になったばかり。他家の姫君があせび様に意地悪するたびに内親王の威光を使って牽制する、あしび様応援団長みたいな子なんだけど、言動が年齢不詳。

あしび様の母が藤波様の教育係だったことから親しくなる設定だけど、あせび様って母との交流が全然なかったような描かれ方をしている。母のこと何も知らないのに、母のつながりで藤波様と親しくなる?
年齢的にもおかしくない?
あしび様の母って早逝したんだよね?

それに、ネタバレになるけど、あせび様の母は過去、若宮や藤波様の父である王に見初められていた。王とは別の男と内通して入内がポシャったけどね。そしてあせび様はそのときの子ども。実の父親はわからない。そんな女を大事な内親王の教育係\xA4
砲垢襪世蹐Δʔ¤い唎蕾Δⓛの鈇燭蕕燭蕕世辰燭箸靴討發修蠅磴覆い任靴腓Α\xA3

そういう設定の説得力のなさが随所にみられて、読んでいて気持ちが悪い。

八咫烏の世界観は楽しいけど、登場人物や設定の作り込みがユルユル。デザインは好きだけど土台がいい加減な建築物みたい。足下がグラグラしてる感覚。

ちっとも登場しない若宮さまはどんな素敵な方なのかしら、と、それだけを希望に読んでいく。

第5章、やっと、やっと若宮さま登場。
登場したと思ったら…なぜか、厨二病みたいな口調で謎解きをはじめた。
2時間ドラマのラストシーンのように。コナン君のように。じっちゃんの名にかけての金田一はじめのように。

若宮さま、名探偵だった。

…えええ??

これは意外!平安風異世界ファンタジードロドロ女の園後宮物語を読んでいると思ったら、実は推理小説だった!


ああ、そうか、だから松本清張賞受賞作か…そうか…松本清張だもん…そうかー

そう思いなおして振り返ってみれば、崖からの転落死とか親世代
からの因縁とか、推理ドラマっぽいわ。

推理モノなら、登場人物が駒みたいな扱いなのもよくあること。
不自然さや違和感山盛りなのは推理小説お得意のミスリードでした。

って、スゲェな、これ。

変則的な推理小説だと思えば、腑に落ちなかったアレコレも、そっかー!と思う。

そして終章。
…うん、これか、これが書きたかったのね!


粗が目立つ作品ではあるけど、終章がすごく気に入ったのでハズレではなかった、と思います。
しかしこれは賛否がわかれるだろうな。
ダメなひとはホントにダメだとおもう。

続編もう買っちゃったのでこれから読みますが、どうなることやら。





続編の感想↓



八咫烏シリーズ感想